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Nidoが提案するのは自宅から離れた居心地の良い隠遁生活だ。

自然に囲まれた森の中で心地よく隠遁生活をする場所を持つことは一週間の忙しい日常かを離れるための方法としては理想的ともいえる。しかし誰しもがキャビンを建てるゆとりのある人とはかぎらない。材料費やら労力やらを考えるとかなり大変なことのように思える。しかし、Robin Falckという名前のフィンランド人はこういったハンディを乗り越えて森の真ん中に、小さいけれどもチャーミングな居心地の良いキャビンを建てた。Nidoと呼ばれるこの超小さなキャビンはFalckが軍隊を退役したあとにくつろぐ目的で建てたものだ。

Micro Cabin in Finland

フィンランドでは規制があり、大きさが96平方フィートから128平方フィートを超える小規模住宅やキャビンは許可なく建築することはできない。FalckはNidoについてもこれに留意して50平方フィートあるロフトのスペースをいれても96フィートの範囲内までおさえた。ロフトには衣料品やベッドを収納するスペースがある。しかしNidoの最も特筆すべき点はリサイクル材を建築に利用していることだ。これにより、キャビンの建築費用は大幅に少なくて済み、Falckの支払ったお金は人件費を含めて総額で$10,500であったという。

Nidoにはキャビンに隣接してデッキがある。睡眠用のベッドとラウンジチェアを置くことのできるスペースだ。インテリアは私たちのわかる範囲では、ペンキなどで塗装しているところはなく、風通しがよく広々とした感じがする。クリーム色の椅子とソファーによりスペースが実際のよりも広く感じられる一方、木製の素朴なテーブルはまわりのナチュラルカラーと一体となった印象を与えている。キャビンへは木製の通路を通っていくことになる。

超小さいキャビンは家族のいる人には理想的であるとは言えないが、隠遁生活を送る夢を実現するための実に手ごろな方法を提示していると言える。リサイクル材や使わなくなった材木を廃品置場や人の家の裏庭でからであっても調達してくることは建築コスト削減の助けとなる。また、こうやって節約したお金で数枚のソーラーパネルを購入して設置すれば、あなたのキャビンは送電線がいらなくなる。

Via: Designmilk

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